Trade Manager Pro
バージョン v4.2 — 完全マニュアル
01 インストール方法
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1
メールのダウンロードリンクを開く
購入後に届いたメールのリンクからTradeManagerPro.algoをダウンロードしてください。 -
2
.algo ファイルをダブルクリック
cTrader が自動で起動し、「インポートしますか?」の確認ダイアログが表示されます。 -
3
「インポート」を選択
cTrader の cBot タブにTradeManagerProが追加されます。 -
4
チャートに追加して起動
任意の通貨ペアのチャートに cBot を追加し、パラメータを確認してスタートします。
02 クイックスタート
最短でトレードを開始する手順です。プリセット「デイトレ」がデフォルトで適用されているので、最低限の確認だけで使い始められます。
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1
パラメータ「スタートプリセット」を確認
デフォルトはデイトレ。スキャルピングならスキャル、スイングならスイングを選択してスタートしてください。 -
2
「リスク %」を自分の設定に変更
デフォルト 1.0%。変更したい場合はパラメータまたは起動後パネルから調整できます。 -
3
スタート → パネル確認
チャートにパネルが表示されます。「自動SL」セクションでステップ設定を確認してください。 -
4
「買ライン」または「売ライン」でエントリー準備
エントリーラインを表示してSL/TP位置を確認後、「買い」または「売り」ボタンでエントリーします。
03 ビルトインプリセット
Pro版にはトレードスタイルに合わせた3種のプリセットが内蔵されています。パラメータで選ぶか、起動後パネルのプリセットセクションからいつでも切り替えられます。
ステップ: 2段階
S1トリガー: 0.8R → 50%決済
S2トリガー: 1.2R → 50%決済
トレール: 0.5R距離
ステップ: 2段階
S1トリガー: 1.0R → 50%決済
S2トリガー: 1.5R → 50%決済
トレール: 0.8R距離
ステップ: 3段階
S1: 1.0R→30% / S2: 1.5R→30%
S3: 2.0R→30%
トレール: 1.5R距離(無制限)
「デイトレ」プリセットを読み込んで細かく調整 → カスタム保存スロット1に保存。次回からは「読込1」で即座に復元できます。
04 パラメータ一覧
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| ボットラベル | TradeMgr | このcBotが管理するポジション・注文の識別ラベル。複数起動時は異なるラベルを設定してください。 |
| スタートプリセット | デイトレ | 起動時に自動適用するビルトインプリセット。カスタム(無し)/ スキャル / デイトレ / スイング から選択。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| 実質資金比率 % | 100 | ロット計算に使う資金の比率(%)。例:50%に設定すると口座残高の半分をベースにロット計算します。ヘッジ運用などで実効資金を制限したい場合に使用。 |
| リスク % | 1.0 | 1トレードあたりのリスク比率(%)。SL幅をもとにロットサイズを自動計算します。 |
| 資金ベース | Balance | Balance(残高)または Equity(純資産)から選択。含み損がある場合、Equityを選ぶとロットが小さくなります。 |
| 最大スプレッド (Pips) | 0 | エントリー許可の最大スプレッド幅(pips)。0 = 制限なし。重要指標発表時など、スプレッドが広がる場面でのエントリーを防ぎます。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| SLモード | Fixed | Fixed(固定pips)または ATR(ATRベース)を選択。ATRモードでは相場のボラティリティに応じてSL幅が動的に変わります。 |
| SL (Pips) — 固定モード | 30 | 固定モード時のデフォルトSL幅(pips)。パネルから変更可能。 |
| ATR期間 | 14 | ATR計算に使用するバー数。標準は14。 |
| ATR SL倍率 | 1.5 | SL = ATR値 × 倍率。例:ATR=20pips × 1.5 = SL30pips。 |
| ATRトレールモード | false | ATRベースのトレーリングストップを有効にします。トレール距離もATR倍率で動的に計算されます。 |
| ATRトレール倍率 | 1.0 | ATRトレールモード時のトレール距離倍率。 |
| RR比率 | 2.0 | リスクリワード比率。TP = SL × RR で自動計算されます。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| 固定ロット (0=自動) | 0 | 0以外を入力するとリスク%計算を無視して固定ロットで発注します。0 = リスク%から自動計算。 |
| 最大ロット | 50 | 自動計算されるロットの上限値。 |
Pro版の核心機能。最大3ステップの利確管理をR単位で細かく設定できます。
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| ステップ数 | 3 | 利確ステップ数。2 または 3 を選択。パネルの「2/3ステップ」ボタンでも切り替え可能。 |
| BEオフセット (Pips) | 2 | ブレークイーブン移動時のオフセット(pips)。エントリー価格 + オフセット分にSLを移動します。 |
| ステップ1 トリガー (R) | 1.0 | ステップ1を発動する利益水準(R単位)。 |
| ステップ1 SL位置 (R) | 0.0 | ステップ1発動時にSLを移動する位置(R単位)。0.0 = ブレークイーブン。 |
| ステップ1 決済 % | 50 | ステップ1発動時に決済するポジションの割合(%)。0 = 決済なし(SL移動のみ)。 |
| ステップ2 トリガー (R) | 1.5 | ステップ2を発動する利益水準(R単位)。 |
| ステップ2 SL位置 (R) | 0.5 | ステップ2発動時のSL移動位置。0.5R = リスク額の半分の利益をロックイン。 |
| ステップ2 決済 % | 50 | ステップ2発動時の部分決済割合(%)。 |
| ステップ3 トリガー (R) | 2.0 | ステップ3を発動する利益水準(R単位)。ステップ数=3の時のみ有効。 |
| ステップ3 SL位置 (R) | 1.0 | ステップ3発動時のSL移動位置(R単位)。 |
| ステップ3 決済 % | 0 | 0 = 残りポジションをトレールに任せる設定。 |
| トレール距離 (R) | 1.0 | 最終ステップ後のトレーリングストップ距離(R単位)。 |
| トレールTP (R) | 4.0 | トレールで到達したらTPとして確定する利益水準(R単位)。0 = 無制限。 |
| 手動SL上書き | RecalcRisk | チャート上でSLを手動編集した時の動作。Ignore(無視)/ RecalcRisk(リスク再計算)/ Resume(管理継続)。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| パネル位置 | TopLeft | TopLeft / TopRight / BottomLeft / BottomRight / TopCenter / BottomCenter から選択。 |
| パネル倍率 | 1.0 | パネルの表示サイズ倍率(0.6〜1.5)。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| アラート: サウンド | true | トレードイベント時にサウンド通知を鳴らします。 |
| アラート: ポップアップ | true | トレードイベント時にポップアップ通知を表示します。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| マルチシンボル自動SL | true | 管理モードが AllPositions の時、全シンボルのポジションに自動SL管理を適用します。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| 管理モード | OwnOnly | OwnOnly(自ラベルのみ)/ ExternalLabel(指定ラベル)/ AllPositions(全ポジション)から選択。 |
| 外部ラベル | (空白) | 管理モード ExternalLabel 時に管理対象のラベル名を入力します。他のcBotが建てたポジションをTrade Manager Proで管理できます。 |
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| 注文有効期限 | GTC | 指値・逆指値注文の有効期限。GTC(無期限)/ Hours1 / Hours4 / Hours8 / Hours24 / Days2 / Days7 から選択。 |
05 パネル操作ガイド
「▼設定」をクリックで展開/折りたたみ。パラメータ値をその場で変更できます。
各ステップのトリガー・SL位置・決済%をパネルから直接変更できます。変更はリアルタイムで反映されます。
S1/BE行: [トリガー(R)] [SL位置(R)] [決済%]S2行: [トリガー(R)] [SL位置(R)] [決済%]S3行: [トリガー(R)] [SL位置(R)] [決済%](ステップ数=3時のみ表示)トレール行: [距離(R)] [TP(R)](0=無制限)
ラインを使った指値・逆指値・ストップリミット注文が可能です。ボタンを押すとラインが表示され、位置を確認してから注文を確定できます。
プリセットセクションでは、ビルトインプリセットの即時切り替えと、カスタム設定の保存・読み込みができます。
06 3ステップ利確システム詳細
Pro版の特徴的な機能です。エントリー後、利益が増えるにつれて段階的に部分決済・SL移動を行い、利益を確保しながら残りポジションを伸ばします。
デイトレプリセットでの動作例
SL=20pips (1R=20pips分のリスク額) で買いエントリーした場合:
TP: +40pips
SL → BE
SL → +0.5R
0.8R距離で追随
07 ATRモードの使い方
ボラティリティに応じてSLを自動調整したい場合はATRモードを使います。
- SLモードを
ATRに設定、またはパネルの「SL:ATR」ボタンを押す - ATR期間(14)とATR SL倍率(1.5)でSL幅が動的に計算される
- 相場が静かな時はSLが狭く、荒れた時はSLが広がるため、ロット計算も連動して変化する
- ATRトレールモードも有効にすると、トレール距離もATRに連動する
08 マルチシンボル管理
1つのcBotインスタンスで複数の通貨ペアのポジションを管理できます。
- パラメータ「管理モード」を
AllPositionsに設定 - 「マルチシンボル自動SL」を
trueにする - パネルの損益表示で全シンボルの損益が表示されます
- 「全シンボル決済」ボタンで一括決済が可能です
ExternalLabel にして「外部ラベル」に他のcBotのラベルを入力すると、そのcBotが建てたポジションをTrade Manager Proで自動SL管理できます。09 よくある質問
プリセット切り替えはパネルの設定値(入力フィールド)を更新します。すでに保有中のポジションに適用するには「SL リセット」や「TP リセット」ボタンを押してください。
パラメータ「ステップ数」が2に設定されている場合、ステップ3行は非表示になります。パネルの「2/3ステップ」ボタンか、パラメータで3に変更してください。
ATRが大きいとSL幅が広がり、リスク%一定でもロットが小さくなります(逆に狭い時は大きくなります)。「最大ロット」パラメータで上限を設定してください。
カスタム保存はcTraderのLocalStorageに保存されます。cTraderを再インストールした場合や、別のPCでは引き継がれません。また、ボットラベルが違う場合は別のスロットとして保存されます。
Standard版は2ステップまでの自動SL管理(BEトリガー+トレール)のみです。Pro版はATRモード、3ステップ利確、指値/逆指値注文、マルチシンボル管理、外部Bot管理、ビルトインプリセット、カスタムプリセット保存など高度な機能が使えます。Standard版マニュアルはこちら