Standard Edition
Trade Manager Standard
バージョン v1.1 — 完全マニュアル
01 インストール方法
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1
メールのダウンロードリンクを開く
購入後に届いたメールのリンクからTradeManagerStandard.algoをダウンロードしてください。 -
2
.algo ファイルをダブルクリック
cTrader が起動していなければ自動で起動します。「インポートしますか?」の確認ダイアログが表示されます。 -
3
「インポート」を選択
cTrader の cBot タブにTradeManagerStandardが追加されます。 -
4
チャートに追加
任意の通貨ペアのチャートを開き、cBot タブからTradeManagerStandardをドラッグ&ドロップするか、チャート上で右クリック→「cBotを追加」を選択してください。 -
5
パラメータを設定してスタート
パラメータ画面でリスク設定などを確認し、「スタート」ボタンをクリックします。
⚠️ 注意: 本ツールはライブ口座・デモ口座どちらでもご利用いただけます。バックテストには非対応です(パネル操作型ツールのため)。
02 クイックスタート
初めて使う場合の最小設定手順です。
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1
パラメータ「リスク %」を設定
デフォルトは1.0%。1トレードで口座残高の何%をリスクにさらすかを設定します。 -
2
「SL (Pips)」でデフォルトSL幅を指定
自分のトレードスタイルに合わせた標準的なSL幅を入力してください(例:20)。 -
3
「スタート」を押してパネルを表示
チャートにトレード管理パネルが表示されます。 -
4
エントリーラインを使ってトレード
「買ライン」または「売ライン」ボタンを押してエントリーラインを表示し、SL/TP位置を調整してエントリーします。
03 パラメータ一覧
cBot 起動前に設定するパラメータです。起動後はパネルから一部を変更できます。
📁 00. 基本設定
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| ボットラベル | TradeMgrStd | このcBotが管理するポジション・注文の識別ラベル。複数のcBotを同時起動する場合は異なるラベルを設定してください。 |
💰 01. リスク管理
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| リスク % | 1.0 | 1トレードあたりのリスク比率(%)。SL幅をもとにロットサイズを自動計算します。例:残高100,000円でリスク1%、SL20pips → ロット自動算出。 |
| 資金ベース | Balance | ロット計算の基準資金。Balance(残高)または Equity(純資産)から選択。 |
| 最大スプレッド (Pips) | 0 | エントリー許可の最大スプレッド幅(pips)。0 = 制限なし。スプレッドが広い時間帯のエントリーを防ぎます。 |
| 最大ロット | 50 | 自動計算されるロットの上限値。計算結果がこの値を超えた場合、最大ロットでキャップします。 |
| 固定ロット (0=自動) | 0 | 0以外を入力すると、リスク%計算を無視して指定ロットで発注します。0 = リスク%から自動計算。 |
🎯 02. SL/TP設定
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| SL (Pips) | 30 | デフォルトのストップロス幅(pips)。エントリーライン表示時の初期SL幅として使用されます。パネルから都度変更可能。 |
| RR比率 | 2.0 | リスクリワード比率。TP = SL × RR で自動計算されます。例:SL=20pips × RR=2.0 → TP=40pips。 |
🛡️ 03. 自動SL管理
ポジション保有中に自動でSLを動かす機能の設定です。パネルの「自動 ON/OFF」ボタンで有効/無効を切り替えられます。
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| BEオフセット (Pips) | 2 | ブレークイーブン(損益分岐点)に移動する際のオフセット。SLをエントリー価格 + 2pips(買いの場合)に移動します。 |
| BE トリガー (R) | 1.0 | BEへの自動SL移動を発動するトリガー。利益がリスク額の何倍に達したら移動するかを指定。1.0 = リスク額と同額の利益が出た時点。 |
| トレール開始 (R) | 1.5 | トレーリングストップを開始するトリガー。利益が1.5R(リスク額の1.5倍)に達したらトレールを開始します。 |
| トレール距離 (R) | 1.0 | トレール中のSLと最高利益水準との距離(R単位)。例:最高利益が2.0Rの時、SLは2.0R - 1.0R = 1.0Rの位置に設定されます。 |
🔍 R(リスク)単位とは:
1R = 1トレードあたりのリスク額のことです。SL=20pips でリスク1%(1,000円)の場合、1R = 1,000円。BEトリガー1.0R = 利益が1,000円に達したらBE移動、という意味になります。
1R = 1トレードあたりのリスク額のことです。SL=20pips でリスク1%(1,000円)の場合、1R = 1,000円。BEトリガー1.0R = 利益が1,000円に達したらBE移動、という意味になります。
🖥️ 04. 表示
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| パネル位置 | TopLeft | 操作パネルの表示位置。TopLeft / TopRight / BottomLeft / BottomRight から選択。 |
| パネル倍率 | 1.0 | パネルの表示サイズ倍率(0.6〜1.5)。4Kモニターや小さなウィンドウに合わせて調整してください。 |
🔔 05. アラート
| パラメータ名 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
| アラート: サウンド | true | トレードイベント(エントリー・決済・SL移動)時にサウンドを鳴らします。 |
| アラート: ポップアップ | true | トレードイベント時にポップアップ通知を表示します。 |
04 パネル操作ガイド
📊 情報表示エリア(常時表示)
パネル上部に現在のトレード状況がリアルタイムで表示されます。
- スプレッド行 — 現在のスプレッド(pips)、資金ベース、リスク額
- 損益行 — 合計損益、保有ポジション数、通貨ペア名
- ロット行 — 現在のSL・TP・RR・計算ロット
- 自動SL行 — BEトリガー・トレール開始・トレール距離の設定値
⚙️ 設定入力エリア
パラメータ設定した値をパネルから直接変更できます。変更は即座に反映されます。
リスク%
トレードごとのリスク比率を入力。変更後のエントリーから適用されます。
固定Lot
0 = リスク%から自動計算。0以外 = 入力ロットで固定発注。
SL pips
SL幅を変更するとRR比率に従いTPが自動更新されます。
RR比率
RRを変更するとTP = SL × RRで自動更新されます。
📍 エントリーライン&コントロールボタン
買ライン
チャートに買いエントリーライン(青)を表示します。エントリー価格・SL・TP・BEトリガー・トレール開始の5本のラインが表示され、ドラッグで位置を調整できます。
売ライン
チャートに売りエントリーライン(赤)を表示します。操作方法は買いラインと同じです。
自動 ON/OFF
自動SL管理(BEへの移動・トレーリングストップ)のON/OFFを切り替えます。青色 = ON、グレー = OFF。
SL/TP表示
保有ポジションのSL/TPラインをチャートに表示/非表示します。表示中はラインをドラッグしてSL/TPを手動調整できます。
🛡️ SL管理ボタン
手動 BE
全管理ポジションのSLを即座にブレークイーブン(エントリー価格 + BEオフセット)へ移動します。
SL リセット
全管理ポジションのSLをデフォルトSL幅(エントリーから現在のSL pips分)に戻します。
TP リセット
全管理ポジションのTPを現在のRR比率に従い再計算・再設定します。
🚀 エントリー・決済ボタン
買い
現在のSL・TP・ロット設定で即座に買いの成行エントリーを行います。
売り
現在のSL・TP・ロット設定で即座に売りの成行エントリーを行います。
買い決済
全ての買いポジション(このcBotラベルのもの)を決済します。
全決済
全ての管理ポジションを一括決済します。
売り決済
全ての売りポジションを決済します。
% 決済
入力した%分のポジションを部分決済します(デフォルト50%)。例:1ロットのポジションで50%決済 → 0.5ロット残ります。
注文取消
このcBotが出した全ての未約定(指値・逆指値)注文をキャンセルします。
05 基本的な使い方(フロー)
エントリーラインを使ったトレード手順
①「買ライン」または「売ライン」をクリック → チャートにラインが表示される
↓
②エントリーライン(実線)をドラッグ → エントリー価格を希望位置に移動
↓
③SLライン(赤点線)を調整 → SL幅が確定するとロットが自動計算される
↓
④TPライン(緑点線)を確認・調整 → RR比率を変えると自動更新される
↓
⑤「買い」または「売り」ボタンを押して成行エントリー
↓
⑥「自動 ON」で自動SL管理が動作 → BE・トレールを自動で実行
💡 ヒント: エントリーラインが表示されている状態でも「買い / 売り」ボタンで即エントリーできます。エントリー後もラインは残るので、次のトレードのSL/TP設定にそのまま使えます。
自動SL管理の動作例
デフォルト設定(BEトリガー1.0R、トレール開始1.5R、トレール距離1.0R)での動作例:
SL=20pips、TP=40pips(RR2.0)で買いエントリーした場合
① 利益 +20pips(1.0R)達成 → SLをBE(エントリー+2pips)へ移動
② 利益 +30pips(1.5R)達成 → トレール開始、SL = 最高利益 - 1.0R の位置
③ 利益が +40pipsまで伸びれば → SL = +40pips - 20pips = +20pips の位置に固定
④ 相場が反転してSLに触れたら自動決済
SL=20pips、TP=40pips(RR2.0)で買いエントリーした場合
① 利益 +20pips(1.0R)達成 → SLをBE(エントリー+2pips)へ移動
② 利益 +30pips(1.5R)達成 → トレール開始、SL = 最高利益 - 1.0R の位置
③ 利益が +40pipsまで伸びれば → SL = +40pips - 20pips = +20pips の位置に固定
④ 相場が反転してSLに触れたら自動決済
06 よくある質問
パネルが表示されない
cBot がスタート状態になっているか確認してください。cBot タブでボット名の左側に緑の丸が表示されていればスタートしています。パネル倍率が小さすぎる(0.6未満)か、パネル位置がチャートの外に出ている可能性もあります。
ロットが正しく計算されない
固定ロットが0以外に設定されていないか確認してください。固定ロット > 0 の場合、リスク%計算は無効になります。また、SL幅が0になっているとロット計算ができません。
「自動 ON」にしてもBEに移動しない
ボットラベルが一致しているポジションのみ管理対象です。手動エントリーしたポジションや、別のcBotラベルが付いたポジションは管理対象外になります。
複数通貨ペアで使いたい
それぞれの通貨ペアのチャートに別々にcBotを追加してください。その際、ボットラベルを変えることで(例:TradeMgrStd_USDJPY)ポジションの管理を分離できます。
Pro版との違いは?
Pro版では3ステップ利確(複数段階の部分決済)、ATRベースのSL、指値/逆指値/StopLimit注文、マルチシンボル管理、外部Bot管理、ビルトインプリセット3種(スキャル/デイトレ/スイング)など、より高度な機能が使えます。Pro版マニュアルはこちら